ワキガになると臭いが気になりすぎて、「ポリエステルの服が着られない」という方は多いです。
脇の臭いが気になるなら、ポリエステルの服は臭いが強くなるので、着ないほうが良いのは有名な話ですよね。
しかし、実際に服の多くはポリエステルが使われており、パーティードレスなんてポリエステル素材の物がほとんどです。
どうしてもポリエステルの服が着たい、そんな時にどうしたら良いのか対策をご紹介していきます。
ワキガ+ポリエステルが相性が悪い理由
ではなぜワキガの人が、ポリエステル素材の服を着ると臭いが強調されるのでしょうか。
それはポリエステルが化学繊維だからです。
素材には大きく分けて2種類あります。
- 天然素材
- 化学繊維
天然素材はコットン(綿)・ウール・麻・カシミヤなどの素材です。よく耳にするのではないでしょうか?
化学繊維はポリエステル・アクリルなどの服によく使われている素材です。
なぜ化学繊維のポリエステルとワキガの方の相性が悪いと言われているのでしょうか。
それはポリエステルの性能にあります。
ポリエステルは繊維が細かく詰まっているため吸水性が低く、汗をかきやすい人にとっては蒸れやすく、臭いも出やすいものになっております。
ワキガの臭いが強くなるのは汗とそれに応じて発生する菌に原因があります。
エクリン汗腺という少しにごった粘り気のある汗が常に少しずつ出ていて、水分以外にタンパク質・脂質・糖質・アンモニア・鉄分・リポフスチン色素などを含む汗を菌が分解することで強い臭いを発します。
通気性が悪く、汗が溜まりやすい生地はワキガにとって対敵なのです。
しかし、ポリエステルの服が着たい!または着ないといけない状況にある、そんな時にどうしたら良いのか、ご紹介していきましょう。
ワキガ対策!臭いを抑える方法4選
ではいよいよ臭いの対処法をご紹介していきます。
いくつか方法をご紹介いたしますので、自身の生活にあったやり方を利用してみましょう。
効果的なのはワキガクリーム
ワキガはなにも脇だけではありません。
臭いが出る汗は、だいたいここから発汗されます。
何も脇だけでないワキガの臭いをすべて気にするのであれば、クリームがおすすめです。
クリームも種類が色々あり、物理的に汗線を防ぐ方法もありますが、私のおすすめは、除菌によってニオイのもとから改善する方法です。
このクリームは一度使ってみる価値アリです。
近くの見せて売っている市販のもので、「ぜんぜんうまくいかなかった」という声も多いですが、そんな方にこそ一度使ってみていただきたいクリームです。
オドレミンをつける
オドレミンってなに?と言われる方もいるかも知れませんね。
オドレミンは日邦薬品が発売している制汗剤です。
塩化アルミニウム(多汗症の治療でも使われる)を含んでおり、汗腺を物理的に塞ぐことで、過剰に出てしまう汗を抑えることができます。
オドレミンは脇汗を抑える効果が高いと評判の制汗剤で、病院でも使われる方法で汗を少なくしてくれる、汗っかきにはありがたい代物です。
オドレミンの使い方
- 使用量は2.3滴(説明に従ってください)
- 事前に脇に塗って乾くまで待つ
- 乾く前に汗をかいてしまうと効果が半減してしまうため
- 塗りすぎには注意!
ただ、ぶっつけ本番で塗ってみてだめだったという方も多い様子。
クリームとオドレミンでは好き嫌いや合う合わないがはっきり別れますが、私はどちらかというとクリームのほうおすすめです。
オドレミンは汗腺を物理的に塞ぐので、個人的には使いすぎに注意してほしいとことです。
ここぞというタイミングで使い、普段は汗パットや服のデザイン・素材で汗を調節してみてください。
パット付きの下着を着用する
汗が気になるなら、下着でカバーするのがおすすめ!
汗染み予防 ワキ汗パット付 メンズTシャツ Uネックシャツ Vネックシャツ 選べる脇汗パッド シャツ5枚セット
下着なので、ポリエステルの服自体にシミを蓄積させたり、負担を掛けることがありません。
また、汗防止にしていても、中の下着が汗で濡れてしまえば、そこから臭いが発生します。
夏にこの下着は数枚持っておくのがおすすめです。
汗脇パッドをつける
これは結構有名で、付けている方も多いですね。
目立たない色なら透明のほうがいいでしょう。
匂いがついているものもあり、臭い汗が出る前なら有効ですね。
しかし、汗の量が多いという方は蒸れてしまう恐れもありますので、一度試しに使ってみると良いかも。
一番目立たないパットはこれ!
まとめ
ポリエステルの素材の服も、
- ノースリーブ
- フリル
- 生地の薄さ
でいろいろ対処法も変わってきます。
自身の体質やTPOに合わせた対応で夏のワキガの臭いを切り抜けましょう!
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