友達や会社での歓送迎会や突然の飲み会に誘われ、楽しくお酒を飲むことありますよね。
その時に、呑みすぎたり、体調悪いのが重なって「ゲロゲロ」なってしまったら……また、他人の嘔吐物を被弾してしまった時。
自分のリバースしたものだったら、許せるかもしれない。しかし、これが全然仲良くない人から吐かれたものだったらと、考えただけでゾッとします。
誰かのもしくは自分の嘔吐が、大切にしていたニットについた時の応急処置や対応の仕方をまとめていきますので、参考にしてください。
洗濯したいけど、もう菌がいっぱいだし、捨てたい!という方は、今は安くニットがてにはいりますよ。
ニットのタグをチェック!
まず、ご自身のニットのタグを御覧ください。そのタグにはなんて書いてありますか?
そこには洗濯の方法や、使える漂白剤の種類が書いてあります。
例えば、この場合、
のマークがありますので、水洗いが不可でドライクリーニング可能です。
これが漂白剤の種類と使っていいかどうかですが、今回は☓が書いてありますので、塩素系の漂白剤は使ってはいけないという判断になります。
大体のニットはこんなタグではないでしょうか?
洗濯NGのニットの対処法
洗濯できないニットをお持ちの方は、基本クリーニング業者に持っていくことになります。
しかし、嘔吐物がびしゃびしゃついている状態で、ニットを店に持ち運ぶのは、色々と問題がありますし、匂いも凄いことになるでしょう。
洗濯不可のニットのゲロ手入れ方法
- まず、ティッシュやキッチンペーパーで服についている嘔吐物を出来る限り落とします。
- その後、他に汚れた部分がつかないようにキッチンペーパーのようなもので抑え、袋に入れて縛っておきます。
- 嘔吐の中には様々なものに加え、菌も入っていますので、次の日にはクリーニング業者に持っていきましょう。
クリーニング業者が開いていないというときでも、自分で水洗いや処理をしてしまうと、後に汚れが取れなくなってしまいますので、できるだけ触らないようにしましょう。
そして、袋にしまった後は、菌が大量に発生しているので、袋もあまり開けないようにしておきましょう。
洗えるニットの洗濯方法
では、タグを見て、洗濯できるものでしたら、これから紹介します洗濯方法をお試しください。
また、おすすめはしませんが、洗濯不可と書いてあっても急ぎで洗濯したい方、この方法で洗濯できないことありませんので、自己責任にはなりますが、試してください。
その場での対処方法
嘔吐物が付いてすぐなら、とにかく「モノ」を落として、水で洗いましょう。
洗うのは軽くで結構です。
ゴシゴシすると、シミが取れなくなるばかりか、生地に傷がついてしまいます。
匂いは水洗いでは取れないことがほとんどです。
もし、どうしても気になる方は、お店から少し洗剤をもらい、軽く揉むようにして洗ってみてください。
付いて時間がたった場合
よく考えてみたら、自分のにしろ、人のがちょっと付いちゃったにしろ、その時に処理できないことのほうが多いですよね。
酔っ払いすぎていたり、介抱しているうちに、いつの間にか付いていたり。
そんなときも慌てず対処しましょう。
- 嘔吐物をシャワー(水)や流水で出来るだけ落とします。
- その部分を洗濯用洗剤で揉み洗いして、よく濯いでください。
- 臭いを落とす※下記によく匂いの取れるやり方記載
- 洗濯機で回す
- 脱水はせずに、ハンガーにかけて自然に水切り
※匂いの落とし方
嘔吐物の匂い消しは是非重曹をお試しください。
洗濯をする前に重曹水を作って少し漬け置きしておきます。
柔軟剤を使うよりもキレイに臭いが落ちます。
※注意
洗濯OKと書いてあっても、水につけておくと色が滲み出てくるものもあります。
その時は洗濯をやめて、クリーニング業者に出すようにしましょう。
これで、匂いも取れるはずです。
では、洗濯機を使ってニットを全体的に、きれいにする方法を見ていきましょう。
自宅で洗濯を失敗しない方法!
まずはタブを見てみましょうとのことでしたので、自分のも見てみました。私のニットはドライクリーニング可でした。
手洗い表記
高級ブランドのニットになると、だいたい「ドライ」と表記されていると思います。
もしあなたのニットにこれらのマークが有りましたら、
この表記があるものだけ、家で洗うことも可能です。
その手順も簡単にクリーニングのプロに教えていただいたので記載していきたいと思います。
注記1:必ずネットに入れて洗う
表面が傷つくのを防ぐためにもネットに入れることは重要です。
軽くたたんでから、ネットに入れて洗濯してみましょう。
注記2:洗濯機の設定をする
ニットを洗うときには手洗いコースやドライコース、ソフトコースで洗いましょう。
理由は中に入っている生地を傷めないようにするためです。
普通に洗うよりも優しく洗えるのがこの「手洗い」や「ソフト」コースです。
また、脱水時は途中でニットを取り出すようにしてください。脱水はほんの数秒でいいです。
一番この時に生地が傷みますので、気をつけましょう。
注記3:シワを伸ばしながら干す
脱水はあまりしないようにしていただきましたか?
しっかりハンガーにかけておけば、水分の重みでまっすぐになりますが、自分でもシワを伸ばすようにしましょう。
自然乾燥がおすすめです。
まとめ
ニットに嘔吐物が付いてしまったら、安いものだったらそのまま捨てますけど、それをその吐いた友達に請求して良いものかどうか、そういうことも気になりますね。
とにかく匂いがきついので、菌とかなんとか、見えないものだけじゃなくて、匂いを何とかしたいものです。