バレンタイン、クリスマス、お正月、それ以外にもチョコレートを使ったお菓子やケーキを食べる機会は多いことでしょう。
楽しいひと時ですが、帰って気がついたら、ジャケットの袖にチョコレートが付いていた!なんてことも身に覚えないでしょうか?そんな時に、慌てて水やお湯でひたすら洗ったけれど、どうしてもシミが残ってしまう……。
そんな方のために、今回はチョコレートに特価した落とし方をご紹介していきたいと思います。
チョコレートの汚れの種類
汚れの種類は、大きく分けて3種類ございます。
- 油性
- 水性
- 水性&油性
それ以外にも、実は落とせない汚れとして、インク・泥はねなどもありますが、今回はチョコレートの事に関してなので、また別の機会にまとめていきましょう。
油性の汚れといったら何を思い浮かべますか?油性の汚れは結構簡単ですね。食べ物の油だったり、襟などに付きやすい皮脂だったり。
では、水性の汚れは一体何でしょうか?これは食事の時にこぼしてしまったお茶や紅茶ですね。
それでは最後に、油性&水性の汚れって何でしょうか?これがまさにチョコレートなんです!しかも、この油性&水性の汚れが一番落としにくいので、大変です。
家で洗濯できるダウンジャケットは?
じゃあ、付いた場所、または家でチョコレートの汚れをキレイに落とす時は、どうしたら良いの?
まず、ご自身のダウンジャケットのタグを御覧くださいませ。そのタグにはなんて書いてありますか?丁寧なところは、ちゃんと文章で、家での洗濯禁止と書いてくれているところもあります。
また、モンクレールやNORTH FACEなどの高級ダウンジャケットの殆どは、繊細なものが多いので、家で洗濯してしまうと、更に悪化させることも。
まずはタグにこのように、桶のマークが付いていないかをチェックしてみましょう。
いかがですか?
このマークが出ていたら、クリーニングでなくても手洗いでOKです。そうでなく、ドライマークがついているダウンジャケットの場合は、触りたい気持ちもわかりますが、何もせずにそのままクリーニング業者に持っていきましょう。
チョコレートを落とす時の応急処置
汚れに気づいた時にしがちなのが、おしぼりで拭いたり、水で洗ったり。しかし、これらの行動の殆どはNGなものばかり。では、出先でチョコレートを落とすにはどうすれば良いのか。
その場所がお湯が出るところであれば、お湯を。そして、少し食器用洗剤がもらえたら完璧ですね。
チョコのしみを落とす時は、まず40度以上のお湯で揉み洗いすることが大切です。チョコのものにはよりますが、固形になってしまうのは35度以下です。
チョコが固化した状態、また、生チョコなどのどろどろした状態のものを水で一生懸命落とそうと、ごしごし擦っても、落ちないし、シミが残ることでしょう。
また、最悪なのが、それで生地を痛めてしまうので、その後クリーニング業者に持っていっても、ちゃんとしたところでないと、シミとなって返ってきます。
生地を痛めずに楽に落とすには、
- チョコを液化させる
- 40度以上のお湯でもみ洗い
- 油分が含まれるので洗剤はかならず使う
お湯の中でシミがついた場所を揉んで、チョコを緩めると同時に、家やそこで手に入れた洗濯用石鹸や食器用洗剤を使ってもみ洗いしていきます。
落とすときももちろん40度以上のお湯で。よく濯ぐにしましょう。
その後は、洗濯機で洗ったり、クリーニングで洗ったり、服の洗濯絵表示に書いてある指示に従って、全体洗いしてください。
家の洗濯機で洗い方
家で洗う時の注意点を流れで書いていきたいと思います。面倒かもしれませんが、ダウンジャケットを守るためですのでしっかり実行していただきたいです。因みに、他のものとは一緒に洗濯しないでください。水洗い表記されているものに限ります。
また、使う洗剤もダウンジャケット用も
ございますので、詳しくは下から
チェックしてみてください。
注記1:必ずネットに入れて洗う
ロングダウンだと中々入らないかもしれませんが、表面が傷つくのを防ぐためにもネットに入れることは重要です。軽くたたんでから、ネットに入れて洗濯してみましょう。
ダウンジャケットは最初水を弾きますので、中で浮いたまま回ってしまうということもございます。洗濯機で回す前に、ネットの周りからバスタオルでくるんでみてください。
タオルが水を吸うのでダウンジャケットも水が貯まると同時にどんどん沈んでいきます。
注記2:洗濯機の設定をする
ダウンジャケットを洗うときには手洗いコースやソフトコースで洗いましょう。理由は中に入っている生地を傷めないようにするためです。普通に洗うよりも優しく洗えるのがこの「手洗い」や「ソフト」コースです。
また、よく問題になっている、中のダウンが偏りの問題解決のために、脱水時に途中2,3回くらい一時停止して、ちょっと取り出して状態を確認してみてください。
注記3:空気を入れながら干す
洗濯後は中身のダウンが偏っていることがありますよね。洗濯機から出したら干す前に軽くダウンジャケットを布団のように、布団たたきを使って空気を入れてみてください。また乾燥するときには自然乾燥がおすすめです。
乾燥機を使うとまた偏る可能性が多いので気をつけてください。また、自然乾燥する際には表面が乾いたあとも、2日は干し続けていただきます。
いかがでしたか?おもったよりも簡単だったと思いますが、基本的にはクリーニング業者に持っていくことをおすすめしておりますので、気をつけて洗濯を行ってください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?ここの応急処置で失敗すると、更に落ちにくいシミとなって残ってしまうので、最新の注意が必要です。周りからさっとオシボリを出されるかもしれませんが、落ち着いて対処しましょう!