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お風呂場や排水溝にはカビキラーが大活躍です。黒カビや直接手で触れたくない場所の掃除には、カビキラーの存在が大変助かります。しかし同じカビ取り掃除でも、エアコン掃除には絶対にカビキラーを使用してはいけません。
エアコンがきれいになるどころか、大きなリスクを伴う可能性の方が大きいです。
ここではカビキラーを使用したエアコン掃除の危険性をお伝えします。またカビキラーを使用せず自分でエアコン掃除ができるおすすめのエアコンクリーナーを紹介します。
エアコン掃除でカビキラーの使用を検討していた方は一旦ストップし、検討し直すのがおすすめです。
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エアコン掃除にカビキラーを使ってはいけない理由
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カビキラー使用のリスク
- エアコンが壊れる
- カビキラーの化学物質が部屋に充満して危険
- 新たなカビが繁殖する
カビキラーは強力な塩素系の洗剤です。強いカビ取り効果があると同時に強い臭いも発し、またカビキラー使用後にはしっかりと水で洗い流す必要があります。
エアコン掃除にカビキラーが適さない理由を詳しくお伝えします。
①エアコンが壊れる可能性が高い
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エアコン内部には多くのアルミ製の部品が使われています。アルミ製の部品にアルカリ性洗剤のカビキラーを付着させると、アルミ製の部品が腐食しエアコンが壊れる可能性があります。
またエアコンの配電盤などに水やカビキラーが飛び散ってかかると、火災や漏電の原因となり大変危険です。
②カビキラーの化学物質が部屋に充満して危険
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カビキラー使用後はしっかりと水で洗い流さなければなりません。しかしエアコン内部を水で洗いながすことは困難で、カビキラーはエアコン内部に残ったままです。
そこに万が一、酸性の洗剤を吹きかけてしまうと、有毒な塩素ガスを発生させてしまいます。エアコンの稼働によって部屋中に有毒なガスを巻き散らし、人体に影響を及ぼす可能性があります。
塩素ガスによる人体への影響
- 目・鼻・喉の痛み
- 呼吸器の組織を破壊
- 頭痛・めまい・吐き気
- 呼吸困難
大人でも大きなダメージを受けますが、子どもに与える影響はもっと大きく計り知れません。
③新たなカビの原因になる
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エアコンに付着したカビキラーや洗浄剤は分解して洗い流し、拭きあげて乾燥させる必要があります。
しかし自分で行うエアコン掃除では、カビキラーをしっかりと洗い流すことはできません。エアコン内部に残ったカビキラーや洗浄剤は、カビの餌となり新たなカビ発生の原因となります。
カビを落とすためにカビキラーを使用したのに、またすぐにカビを生やしてしまっては本末転倒です。
エアコンのカビは暖房や送風運転で死滅する?|エアコンにカビが生える原因と防止策を解説
カビキラー以外の市販のエアコン掃除クリーナー3選
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- くうきれいエアコンファン洗浄剤
- エアコン洗浄スプレー防カビプラス
- AQUA Bio Magic エアコンクリーナー
エアコン掃除クリーナーを選ぶ際、事前に確認すべきことがあります。
エアコンには一般壁掛けエアコン・お掃除機能付きエアコン・天井埋込型があります。市販されている多くのエアコンクリーナーは、一般壁掛けエアコン用です。
それぞれ使用するエアコンクリーナーが異なるため、事前にエアコンの形状を確認しておきましょう。
エアコンの構造は大きく分けて「フィン」「ファン」「フィルター」「ドレン」の4つです。市販されている多くのエアコンクリーナーは「フィン」用です。
もちろん他3つの箇所に適したエアコンクリーナーも売られています。どの箇所が汚れていて、どこを掃除したいのか事前に確認しましょう。
何年もエアコンクリーニングを行っていない場合は、カビや汚れ・ほこりが驚くほどにこびりついています。
汚れがひどい場合は洗浄力の強い業務用エアコンクリーナーを検討しましょう。一方で定期的にエアコン掃除を行っている場合は、弱アルカリ性で環境に優しい成分のエアコンクリーナーがおすすめです。
①くうきれい エアコンファン洗浄剤
何年も掃除していないエアコンにおすすめです。
「くうきれい」はファン用のエアコンクリーナーです。ムースとリンス、2種類1セットで販売されています。
こびりついた頑固なカビの表面にムース状の洗浄剤が張り付き、水で洗い流すと同時にカビや汚れを洗い落とします。中和剤のリンスで仕上げるとサビ防止にも効果的です。
②アースエアコン洗浄スプレー防カビプラス
カビ臭さが気になるエアコンにおすすめです。
「アースエアコン洗浄スプレー」はフィン用のエアコンクリーナーです。液だれしないスプレータイプの洗浄剤で、防カビ・防菌・消臭の3つの効果があります。
なんといっても500円以下と安いのが魅力的です。
③AQUA Bio Magic エアコンクリーナー
安全性重視の人におすすめです。
フィン用洗浄剤「AQUA Bio Magic」は拭き取りや洗い流し不要、楽ちんで助かります。
電解アルカリ水を主成分とした弱アルカリ性の環境に優しいエアコンクリーナーです。また合成界面活性剤不使用で安心・安全、人体への影響が心配な人にもおすすめです。
実はエアコンクリーナーで自分でするのは大変
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- 掃除工程が多い
- 地味に費用がかかる
- エアコンを壊す
エアコンクリーナーでエアコン内部の掃除を自分で行うのは、お手軽どころかとても大変です。そもそも素人が部屋の中で大量の水を使うこと自体リスクを伴います。
エアコンの汚れやカビ臭さが気になったら、プロのエアコンクリーニングを行うのが賢い選択です。
工程が多い
自分でエアコン掃除を行う際の工程を簡単に述べました。しかし実際の労力はこんなものではありません。
エアコン掃除を自力でやると丸一日かかることは覚悟しておきましょう。
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地味に費用もかかる
▼エアコン掃除に必要なもの
- エアコンクリーナー
- ゴミ袋(大)
- バイクカバー
- ブルーシート
- 養生テープ
- 霧吹き
- 棒状の細いブラシ
- 洗浄剤
エアコンクリーナーの料金相場は500円~1,980円です。その他全てを100円ショップで揃えたとしても、3,000円弱と地味に費用がかかります。
また掃除したい箇所によって使用するエアコンクリーナーも変えなければなりません。
市販されているエアコンクリーナーは主にフィン用です。フィン以外にもファンやドレンを掃除したい場合は、その分クリーナーが別途必要となり費用も加算されます。
壊すリスクがある
エアコンクリーナーで手っ取り早く済ませよう!その手っ取り早さがエアコンを壊すというリスクと隣り合わせであることを覚えておきましょう。
エアコン内部の洗浄やカビ除去には、エアコンを分解しなければなりません。またエアコン内部のカビや汚れ、使用した洗浄剤は高圧洗浄機でなければ完全に落としきれません。
結局エアコン修理や買い替えが必要となり、無駄な労力とお金をかけることになります。
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エアコンクリーニングを自分でする方法|簡単5ステップでエアコンをきれいに!
エアコンにカビキラー使うくらいならエアコンクリーニングをしよう
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エアコン掃除にカビキラーを使用するのは危険であることをお伝えしました。じつはエアコンクリーナーも使用しない方がいいというのが、エアコンクリーニングのプロの見解です。
さまざまなリスクを抱え時間とお金をかけてエアコン掃除を自分で行うのは効率的ではありません。
エアコンクリーニングはプロにお任せしましょう。エアコンクリーニング最安業者を見つけられる「くらしのマーケット」がおすすめです。
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エアコン掃除にカビキラーってどう?まとめ
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エアコンクリーナーで掃除をするリスク
- エアコンが壊れる
- カビ・汚れ・洗剤を落としきれない
- 火災・漏電の恐れ
- 半端なく時間がかかる
そもそも素人が部屋の中で大量の水を使う、まぜるな危険の強力な塩素系洗剤でエアコン掃除をすること自体が大きなリスクです。
プロによるエアコンクリーニングなら自分で行うエアコン掃除より、はるかにきれになります。しかもエアコンクリーニングは思いのほか安いです。
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